東京で2人の男が出会いました。
アイヌ出身の広尾正、
沖縄出身の金城吉春です。
以前から顔見知りではあったのですが、
たまたま出会ったのでなんだか話がはずみます。
そのうち2人は愉快な発見をし、ごきげんになりました。
「アイヌの言葉でさぁ、<チャランケ>ってのがあるんだ。
とことん話し合うことって意味で」
「おーっ! 沖縄でも<チャーランケ>って言うぞ。
消えんなよォって感じで。」
「おもしろい!」「いや愉快!」
…と、2人が言ったかどうか定かではありませんが、
この出会いが1994年10月23日、
第1回チャランケ祭として実を結んだのでした。
それ以来、出会いが出会いを呼び、その出会いが更に出会いを呼び
........第17回に至っているのです。
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